Just Made

目を引く仕上がりに!

私たちの生産拠点が「韓国」であることは、ご存じかと思う。 私たちは韓国企業の店頭プロモーション製品を、デザインから製作まで一貫して対応している。 今回は、そのことについて話そうと思う。 韓国の酒類メーカーの中でも最大手として知られるのが「ハイトジンロ」だ。焼酎は「ジンロ」「チャミスル」、ビールは「テラ」「ケリー」といったブランドで、世界中に展開されている。今年の2026年春には、韓国を代表するサッカー選手であるソン・フンミンを「テラ」ビールのモデルに起用。韓国のみならず、世界中のサッカーファンに知られるトップ選手をビッグモデルとして採用し、それにふさわしいプロモーション施策を検討する中で、最終的に選ばれたのがFFLだった。   FFL?「Free Form Light」の略で、「自由形状ライト」という製品。adPOPが独自に開発したものだ。 一般的なライトパネルはほとんどが四角形で、どうしても単調になりがちで面白味がない。そこで、自由な形状を実現しながらも、厚みはわずか10mmに抑えた構造で開発した。「キリン」ブランドは「ハイトジンロ」が韓国においてライセンスを保有している。そのため、韓国では店舗向けに「キリン」を訴求する販促物として、数年前からFFLが使用されている。韓国では複数のグローバルブランドで販促ツールとして採用されており、日本においても最近展開を開始し、「CHOYA」にて十数カ国でのグローバルプロモーションツールとして制作を進行中だ。次回は、この「CHOYA」FFLについてご紹介しよう。   これは、デザイン工程において実際の設置状態を想定したシミュレーション画像だ。今回のFFLは、流通チャネルに合わせて「瓶」と「生」の2種類で製作する。形状は自由形状だが、フレームに見えるグレーの部分は何か?これについては、後ほど実際の写真で確認してほしい。 いずれにしても、本デザインにて最終決定となった。   これが実際の製品だ。シミュレーションと100%同じ仕上がりだ。ベース部分のフレームに注文してほしい。ミラー仕様だ。モデルや製品などの印刷部分は発光し、それ以外の背景部分は鏡面として仕上げられている。そのため、照明のオン・オフにかかわらず、非常に映える。企業向けの販促物でありながら、視覚的な美しいインテリア要素にもなる。その点が評価され、店舗オーナー様にも非常に好評をいただいているプロモーションツールだ。   FFLを撮影する際、いつも少しもどかしさを感じる。プロの写真家ではないため、写真ではミラー部分がどうしても黒がかって写ってしまう。しかし実際には、鏡面のベースに光が明るく映える。フレームの後光効果はおまけのようなものだ。この販促物がマーケティングに少しでも役立つことを願っております。

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とことん大きくしてみた!

長くお付き合いのあるエージェンシー様よりご連絡があった。小さな化粧品(クレンザー)をお持ち込みいただき、この形をそのまま数十倍に拡大し、ポップアップストアでのプロモーションディスプレイとして活用したい、というご相談。 想定数量は約100個。まずは、どう作るかを考えるところから‼ 作方法を決めるうえで、最も重要なのは「数量」だ。100個というのは、実はかなり中途半端な数字。 モックアップで一つひとつ作るには数が多すぎ、かといって射出成形を行うには数量が少なすぎる。 こうした場合、選択肢は真空成形かFRPに限られるが、今回のように実製品とほぼ同じディテールが求められる場合は、真空成形が最適な方法となる。 とはいえ、製品をそのまま大きくするというのは、シンプルに見えて決して簡単ではない。 元の製品が射出成形品であるため、真空成形であの滑らかな質感や細かなディテールを再現するのは難しく、加工の工程でもさまざまな課題が出てくる。 それでも、どうにか形にできるはずだと考え、まずは全体のサイズを決定。素材には、実製品と同じグリーンのABSを特注で用意し、いよいよ金型製作へと進む。 金型セットがこのようにできあがった。なかなか大きい。下部本体、フタ、内部プレート。3パーツ構成。いよいよ、実際に成形していく。 このように成形ができあがった。先に触れた通り、真空成形では加工上の難しさもいくつかあったが、何度か修正と調整を重ね、なんとか形にすることができた。 印刷をするにはサイズが大きすぎるため、文字部分はステッカーシートで対応することにした。 こうして完成‼ 隣にある紙コップと比べると、そのサイズ感がよく分かる。 一点だけ惜しいのは、実製品はマット仕上げだが、真空成形ではセミマットの質感になる点。完全なマット仕上げにするには塗装が必要になるが、コストの関係でクライアントの判断により今回は見送ることとなった。 結果として、エージェンシーがクライアントから感謝と高い評価をいただいたとのこと。その一報を聞いて、ひとまず安心した。こういう瞬間があるから、この仕事はやめられない。 mkt adpop

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これまで存在しなかった?

クライアントからの依頼。店頭でブランドをしっかり見せられるA型看板を探してほしい、もしくは開発してほしいと。 ブランドをはっきり見せる方法?ブランドと情報、2つに分ければいいのでは? 上部にはブランド、下部には情報。そんなA型看板を探してみよう。 すぐにグーグル検索してみて、アメリカのAmazonまで入って探してみたけど…上下が分かれているA型看板はない。 え、これなんでないの?     世の中に存在しない理由は2つに1つ。必要とされていなかったか、作るのが難しかったか。 しかし、街を見ればA型看板はあふれている。となれば、答えは後者だ。作るのが難しいとは、技術だけでなくコストの問題でもある。だから、無いのだから作るしかないという状況になったのだ。     クライアントとデザインのすり合わせを行った。上の形態のようにブランドと情報のセクションを分ける構成で合意。あとは、これを実際の製品としてどう実現するかが鍵だ。     解決すべき鍵は、上部のヘッダーを下部とどのように合体させるかだ。両面仕様のため、ヘッダーが前後にわずかに可動するスイング構造が求められる。 そのうえで、十分な耐久性を確保しつつ、コンテンツの交換も容易でなければならない。 ちなみに、私たちのA型看板はアルミ製のため、錆びにくく軽量である一方、スチールに比べて加工が難しい。     何度も修正→改良→修正→改良。ようやくこの形にたどり着いた。       世の中に出す以上、名前が必要だ。いくつかの案の中から、あるスタッフの案を選んだ。「TOP+Aボード」 この製品は、今後、店頭で企業や店舗のブランドや重要な情報を、お客様へ届ける役割を担う。 その名の通り、これを使う店舗が“TOP”になることを願っている。

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数量が少ないため、金型では対応が難しいが…。

上記の3Dデザインに関連して、少し悩ましいご依頼を頂戴。 白色ケースで中央に仕切りがあり、サイズは横100mm×奥行60mm程度の小型仕様。 デザインのように、まるで一体成形されたかのような綺麗な仕上がりにしてほしいというご要望で、特に切断や貼り合わせで加工したように見えないことが重要とのこと。 そのため、製法としては金型による射出成形が適していると考え、数量を確認したところ、500〜700個くらいでした。 ただし、射出成形は一般的に5,000個程度からでないとコスト的に見合わず、今回の数量では金型費への投資が現実的ではない。 「数量は少ないが、射出のような品質」という難しい条件の案件。 長年お付き合いのあるクライアントのため、何とか実現できる方法を模索し、さまざまな手段を検討し始めた!       解決策はCNC加工。 本体・仕切り・背面パネルの3つのパートに分割。 上記の写真は本体部分である。 本体は多軸CNC加工機により、45度・直角・平面を同時に加工することが可能。 45度は内部コーナー、直角は外枠、平面は仕切り用の溝部分となる。       上記の写真は仕切りと背面パネルである。 こちらも直角CNC加工によって製作。         本体を折り、仕切りを中央に差し込み、背面パネルを本体に取り付けることで完成。 デザイン通りの仕上がりとなる。       では、元のデザインと製品との差異はどこにあるのか。 それは、上図で示した本体と背面パネルの接合部分である。 この部分はどうしても接着が必要となるため、わずかにラインが見える。 しかし、コストを大幅に抑えつつ、当初の意図に非常に近い仕上がりを実現できたと、クライアントより感謝のお言葉を頂戴。   制作方法は一つに限定されない。        

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カワセミ(Kingfisher)が飛び立つ

ネオンのお問い合わせ有り。ビールラベルのような雰囲気で、初めて見るデザイン。調査の結果、Kingfisherというインドの代表的なビールブランド。お客様はネオンをご希望だったが、ネオンではいくつか制限がある。ブランドはロゴやキャラクターの変形が許されないが、ネオンは細かいディテールの表現が難しく、多色表現ができないというデメリットがある。   そこで、お客様にはラベルをそのまま表現できる「FFL」という製品を紹介。FFLは自由な形状で製作可能なライティング製品で、デザインをそのまま再現できる。     すると、お客様からクリケットの試合が映っているテレビを背景にしたKingfisherの写真をご提供くださり、この写真を使ってFFL製作をご希望とのこと。       お客様にご確認したところ、グラフィックデータはなく、上記の写真のみお持ちとのこと。そのため、写真を最大限拡大したうえで全体をトレースし、カラー補正を行い、可能な限り再現性の高いデータを作成。そのデータをもとに、下記のデザイン案をご提案。     その後、細部の調整を重ねたうえで上記写真のように実制作を完了し、無事に納品。 制作方法は一つに限定せず。

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