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カワセミ(Kingfisher)が飛び立つ

ネオンのお問い合わせ有り。ビールラベルのような雰囲気で、初めて見るデザイン。調査の結果、Kingfisherというインドの代表的なビールブランド。お客様はネオンをご希望だったが、ネオンではいくつか制限がある。ブランドはロゴやキャラクターの変形が許されないが、ネオンは細かいディテールの表現が難しく、多色表現ができないというデメリットがある。   そこで、お客様にはラベルをそのまま表現できる「FFL」という製品を紹介。FFLは自由な形状で製作可能なライティング製品で、デザインをそのまま再現できる。     すると、お客様からクリケットの試合が映っているテレビを背景にしたKingfisherの写真をご提供くださり、この写真を使ってFFL製作をご希望とのこと。       お客様にご確認したところ、グラフィックデータはなく、上記の写真のみお持ちとのこと。そのため、写真を最大限拡大したうえで全体をトレースし、カラー補正を行い、可能な限り再現性の高いデータを作成。そのデータをもとに、下記のデザイン案をご提案。     その後、細部の調整を重ねたうえで上記写真のように実制作を完了し、無事に納品。 制作方法は一つに限定せず。

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数量が少ないため、金型では対応が難しいが…。

上記の3Dデザインに関連して、少し悩ましいご依頼を頂戴。 白色ケースで中央に仕切りがあり、サイズは横100mm×奥行60mm程度の小型仕様。デザインのように、まるで一体成形されたかのような綺麗な仕上がりにしてほしいというご要望で、特に切断や貼り合わせで加工したように見えないことが重要とのこと。 そのため、製法としては金型による射出成形が適していると考え、数量を確認したところ、500〜700個くらいでした。 ただし、射出成形は一般的に5,000個程度からでないとコスト的に見合わず、今回の数量では金型費への投資が現実的ではない。 「数量は少ないが、射出のような品質」という難しい条件の案件。 長年お付き合いのあるクライアントのため、何とか実現できる方法を模索し、さまざまな手段を検討し始めた!       解決策はCNC加工。 本体・仕切り・背面パネルの3つのパートに分割。 上記の写真は本体部分である。本体は多軸CNC加工機により、45度・直角・平面を同時に加工することが可能。 45度は内部コーナー、直角は外枠、平面は仕切り用の溝部分となる。       上記の写真は仕切りと背面パネルである。こちらも直角CNC加工によって製作。         本体を折り、仕切りを中央に差し込み、背面パネルを本体に取り付けることで完成。デザイン通りの仕上がりとなる。       では、元のデザインと製品との差異はどこにあるのか。それは、上図で示した本体と背面パネルの接合部分である。 この部分はどうしても接着が必要となるため、わずかにラインが見える。しかし、コストを大幅に抑えつつ、当初の意図に非常に近い仕上がりを実現できたと、クライアントより感謝のお言葉を頂戴。   制作方法は一つに限定されない。        

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