
クライアントからの依頼。
店頭でブランドをしっかり見せられるA型看板を探してほしい、もしくは開発してほしいと。
ブランドをはっきり見せる方法?
ブランドと情報、2つに分ければいいのでは?
上部にはブランド、下部には情報。
そんなA型看板を探してみよう。
すぐにグーグル検索してみて、アメリカのAmazonまで入って探してみたけど…
上下が分かれているA型看板はない。
え、これなんでないの?

世の中に存在しない理由は2つに1つ。
必要とされていなかったか、作るのが難しかったか。
しかし、街を見ればA型看板はあふれている。
となれば、答えは後者だ。
作るのが難しいとは、技術だけでなくコストの問題でもある。
だから、無いのだから作るしかないという状況になったのだ。

クライアントとデザインのすり合わせを行った。
上の形態のようにブランドと情報のセクションを分ける構成で合意。
あとは、これを実際の製品としてどう実現するかが鍵だ。

解決すべき鍵は、上部のヘッダーを下部とどのように合体させるかだ。
両面仕様のため、ヘッダーが前後にわずかに可動するスイング構造が求められる。
そのうえで、十分な耐久性を確保しつつ、
コンテンツの交換も容易でなければならない。
ちなみに、私たちのA型看板はアルミ製のため、錆びにくく軽量である一方、
スチールに比べて加工が難しい。

何度も修正→改良→修正→改良。
ようやくこの形にたどり着いた。

世の中に出す以上、名前が必要だ。
いくつかの案の中から、あるスタッフの案を選んだ。「TOP+Aボード」
この製品は、今後、店頭で企業や店舗のブランドや重要な情報を、
お客様へ届ける役割を担う。
その名の通り、これを使う店舗が“TOP”になることを願っている。